迎賓館

迎賓館
旧高松宮翁島別邸は、大正天皇第三皇子・高松宮宣仁親王殿下が、有栖川宮威仁親王妃慰子殿下の御保養のために、大正11年に建設されたものです。
高松宮宣仁親王殿下は御還暦前の慰子妃殿下を気遣われ、自然の景観を庭園に見立てた純日本風のたたずまいを有する別邸を1年余りの歳月をかけて完成させました。
洋風建築別邸の天鏡閣(明治41年建設)と共に、昭和27年12月、高松宮殿下より福島県に御下賜され、福島県迎賓館として今日に至っています。
建築構造は入念にして堅実、その意匠は洗練され、建築史的・文化史的にも貴重なものであることから、平成11年5月に国の重要文化財に指定されました。
古い伝統的和風住宅の様式に準拠して建てられた皇族別邸として、全国的にも珍しい遺構であり、福島県では保存・保護を図りながら、貴重な文化遺産を継承していくため、庭園を公開しています。さらに、国の文化財としての価値を紹介するため、期間限定で特別公開を実施しています。
住所〒969-3285 福島県耶麻郡猪苗代町大字翁沢字畑田1072-4
電話番号0242-65-2811
ホームページhttps://www.tif.ne.jp/geihinkan/

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